夫婦の寝室やベッド、別々にする? ライフスタイルや年齢によって意見は様々ですが、あなたはどっち?

新築する家の間取りを考えたり打合せをしている時って、「マイホームが現実になっていく喜び」でいっぱいの幸せな時間ですよね。 

そんな楽しい工程のはずが、「夫婦の寝室をどうするか」で意見が合わずに気まずいムードになってしまうこともあるんですよ。 

「夫婦が一緒のベッドで寝るのか」「別々のベッドで寝るのか」 
さらには、「寝室自体を別々にしたい」と考える場合も・・・



夫婦の寝室のスタイルについて



新婚の頃や、赤ちゃんがいるようなご夫婦の場合、「寝る場所は一緒」なのが普通ですよね。 


それが、子供が小学生になる頃には、「寝る場所は夫婦別々」というご家庭も増えてくるように思います。 



夫婦の寝室のスタイルは、 

●一緒の寝室でひとつのベッド 
●一緒の寝室で別々のベッド 
●それぞれ別々の寝室


主にこんなパターンになるでしょうか。 



あなたはどのパターンですか? 

また、今後家を新築するとしたら、夫婦の寝室はどのスタイルにしたいと思いますか? 







夫婦の寝室を別々にすることのメリット



●自分のペースで「個人の時間・個人のスペース」を確保できる

子供の頃、「自分の部屋が欲しい!」って思っていたのと相通ずる部分もありますね。 


やっぱり「自分だけの時間」「自分だけの空間」を持つことができるって落ち着きます。 

寝る前に音楽を聴いたり読書をしたりといった「自分だけの時間を持ちたい」と思っている人にとっては、「パーソナルスペース」はなんとしても確保したいと思うでしょう。 



●気を遣わなくて良い

前述の「音楽を聴く」や「読書をする」などは、誰かに邪魔されたくない自分だけの時間ですからね。 

同様に、相手が何かをしている時には「静かにしなくちゃ」とか「邪魔しちゃいけないな」など、気を遣ってしまいます。 
 ↑ 
「はぁ? 
気を遣うなんて、まったくないよ!」 

って人にとっては「一人だろうが二人だろうが関係ないよ!」ってことかもしれませんけどね・・・ (^_^;) 




●生活のリズム(時間)が異なる場合のメリットは大きい

これは「精神的な部分」ではなく「実質的な部分」のことですね。 


夫婦共働きや仕事の出勤時間が大きく異なるような場合、ベッドに入る時間も起きる時間も違うでしょう。 


そんな場合は「相手を起してしまわないように」と気をつけるのが普通です。 


一生懸命気をつけていても、物音や振動などで相手の睡眠を邪魔してしまうのなら、いっそのこと別々に寝る方がお互いに楽ですからね。 (^_^;) 



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夫婦の寝室を別々にすることのデメリット



●ベッドやテレビを2個購入する費用がかかる

これはまあ、当然ですが・・・ 

ふたりが別々に過ごすということですから、それに必要な家具や身の回り品などはそれぞれに用意しなければならなくなりますよね。 



「一緒の部屋でベッドだけ別々にする」という場合、身の回り品は共有で良いでしょうが、寝室自体を別々にする場合は「部屋そのもの」もふたつ用意しなければならないので、家の間取りや経済的な影響も出て来ます。 




●エアコンなど電気代が2倍かかる

これは、夫婦の寝室だけに限らず「子供部屋」にも同じことが言えます。 


特に「夏場のクーラー」が気になるという人が多いのではないでしょうか。 


「5人家族で、それぞれの部屋でクーラーをつけて寝ている」という場合、電気代の請求を見て驚いた!なんてことになる可能性がありますよね。 



それぞれの部屋ごとに「冷暖房」や「身の回り品」が必要になるわけですから、経済的に負担がかかるスタイルと言えるでしょう。 




●部屋をふたつ確保しなければならない

あたり前ですが「夫婦それぞれの部屋」が必要になります。 


設計の段階で、それぞれの部屋を確保するとう間取りを取れるのは、敷地面積や建物に余裕がないといけません。 

エアコンやネット回線など、設計段階で各部屋に必要になる物を配置しておくことになるでしょうから、建築費用にも影響が出るでしょうね。 




●寝室は夜しか使わないので、昼間は2部屋分空き部屋になりもったいない

通常、寝室は「夜だけ使って、昼間は使わない部屋」です。 

昼間使わずに開けておく部屋が2部屋になってしまうのはもったいないですね。 



「昼夜関係なくみんなが使う」という特性を持った「リビング」などに、その分のスペースを使った方が建築費に対する費用対効果は高くなりますから・・・ 




年齢によって夫婦の関係性も変化してきます



これまで見てきた以外に、こんなポイントもあるのかと思います。 



年齢を重ねて、歳をとってくると「一人だけの時間を大切にしたい」と考える人が多くなるのかなぁ・・・ 


年齢が上がるほど、寝室を別にする夫婦の割合は増えてくると思います。 

これは「お互いの存在が変化する」のだと思いますが・・・ 



「相手のことを異性として見なくなる」という夫婦、多くないですか? 


「男女」ではなく「家族」になってしまって、お互いを異性として見ていないご夫婦は、僕の周りにもたくさんいます。 




それから・・・ 

歳を重ねた夫婦に多いのが「イビキ問題」です。 



40代を過ぎると、余分なお肉が付きやすくなって太る人が多くなります。 

そのうえ、筋肉も緩んでくるので「イビキをかきやすくなる」んですね。 (-_-;) 



お互いに、「相手のイビキがうるさい!」と感じているご夫婦は多いようです。 




歳をとると家族構成も変化します。 

子供たちが大学生や社会人になって独立すると、子供部屋が空くのでそこを二つ目の寝室にするという方法もありますよね。 



さあ、あなたは夫婦の寝室、どうしますか・・・? (*^_^*)