「玄関はその家の顔」とか「玄関をきれいにしておくと運気がアップする」などと言われるくらい重要な場所です。
それと同時に「玄関は汚れたり散らかったりしやすい場所」でもありますよね。
家族全員が必ず使う場所なので、物も多くなりがちな玄関をスッキリ保っておく方法として「家族用玄関と来客用玄関を分ける」という方法もありだと思いますよ。
玄関を二つに分けるメリットやデメリットについて考えてみましょう。
新築するなら家族用玄関と来客用玄関を二つに分けるメリットは玄関特有の理由があるんです!玄関が散らかったり汚れたりしやすいのは何故か考えてみましょう
「ほらぁーまた靴を脱ぎっぱなしにしてぇー!」
「お客さんが来るかもしれないから、玄関はきれいにしておいてよ!」
↑
子供の頃、よく言われてました・・・ (^^ゞ
玄関って、散らかりやすい場所なんですよねぇ・・・
そりゃあそうです。
「玄関は家族全員が使う場所」ですからね。
汚れも傷みも激しくて当然です。
(;一_一) でも、たかみさん。
トイレもリビングも家族全員で使う場所なのに、何故玄関だけが散らかりやすいの?
たしかに・・・
家族全員が使う場所って、傷みや汚れがひどくなります。
これは、トイレもリビングも同じことでしょう。
これ・・・厳密に言うと「玄関は散らかっていると感じやすい場所だから」だと思いますよ。
そう感じる理由としては、「来客がある可能性があるから」ですよね。
「よその人に、散らかっている玄関を見られたら恥ずかしい」という心理が働くので、「常に綺麗にしておきたい」と考えるのは当然のことです。
常に綺麗にしておきたいのは、トイレだってリビングだって同じことなんですが、「来客が来た時に見られる可能性」という点からすると、玄関が一番気になるのは当然の心理でしょうね。
あとは、「屋内と屋外の境目に位置しているから」というのも散らかりやすい原因のひとつだと思います。
屋外で使うもので、室内に持って入ってこない物・・・
「傘」「ゴルフバッグ」「自転車」「ベビーカー」などは、玄関やその周辺に保管することになるでしょう。
帰ってきて、わざわざ倉庫や物置まで片付けに行くのは面倒ですもんね。
「玄関にチョンと(とりあえず)置いておく」・・・なんてやっていませんか?
↑
家族全員がこれをやり始めると、玄関はあっという間に散らかってしまいますよね。 (-_-;)
また、汚れやすい理由としては、「外の汚れが付いて入ってきやすい場所だから」ということもありますね。
雨の日などは濡れた靴にゴミなども付きやすいですし、外で元気に遊んできた子どもたちの靴には泥やホコリがいっぱい付いています。
これらの汚れが、人と一緒に入って来る場所が玄関ですからね。
土間部分はザラザラしている・・・なんてことになりやすいです。
玄関をいつもきれいに保っておくのが難しいのならば「家族用玄関と来客用玄関を二つに分ける」という発想はありでしょ!
玄関は、汚れたり散らかったりしやすい場所。
・・・だったら、「家族用玄関と来客用玄関を別々に分けちゃおう!」
(;一_一) 簡単に言わないでよ!玄関を二つも作ったら無駄が多いじゃん!
そうですね。
でも、玄関を完全に別にして2か所作るということではないんですよ。
厳密に言うと「玄関土間のスペースを家族用と来客用に分ける」ということです。
限られた玄関のスペースを「見せるエリア」と「隠すエリア」に分けるんです。 (*^_^*)
玄関ドアはひとつです。(念のため・・・)
↑
ふたつも付けていたら、建築費用や防犯面でデメリットが大きくなりますからね。
玄関を入ったすぐの「土間スペース」と「玄関収納スペース」、そして「踊り場」「廊下」などのスペースを効率よく配置して「見えないエリア」を作っていくんです。
まずは、通常の玄関を見てみましょう。
●玄関ドア
●土間スペース
●玄関収納や納戸
●下駄箱
●上り框(家に上がる段差の部分のことです)
●踊り場
●廊下
これらのスペースを「家族も来客も同じ導線」で使用していますよね。(それが普通です)
このスペースの中に「導線をふたつ作る」んです。 (*^_^*)
◆来客の導線
玄関ドア
↓
土間
↓
上り框
↓
踊り場
↓
客間やリビングへ
◆家族の導線
玄関ドア
↓
土間
↓
玄関収納スペースへ
↓
家族用の上がり框
↓
踊り場
↓
リビングへ
玄関ドアは共有していますが、その後の導線を来客用と家族用に分けて、家族が靴を脱いだり傘や荷物を置いたりするスペースを来客からは見えない場所にするんです。
「見えない場所」と言っても、壁一枚向こうなだけですけどね。
これは「玄関収納」の中に「家族用の上り框」を作るという配置ですね。
こうすることで、「散らかる場所は玄関収納の中だけ」にすることができます。
家族の靴や荷物など、玄関に置いておきたいけれど隠しておきたい物たちのスペースを、家族が出入りする場所としても使っちゃおう!って発想ですね。
僕は、モデルルームなどをたくさん見て回っていますが、どこも玄関は広めに設計されており、非常にスッキリしているんですよね。
これを何とか一般家庭にも取り入れられないかと思い、昔から温めていたアイディアなんですよ。 (*^_^*)
でも、時が経つにつれて、こんな間取りの家も見かけるようになってきましたね。
「家族用玄関と来客用玄関を分ける」という発想が一般化してきていると思います。
その分、ハウスメーカーにもノウハウやパーツが豊富にそろってきていると思いますので、今なら「家族用玄関と来客用玄関を分けたいんだよ!」って言ってみると、様々な提案をしてくれるかもしれませんよ。
↑
営業マンの良し悪しによって結果が大きく異なる可能性もあるので注意が必要ですけどね・・・
「家族用玄関と来客用玄関を二つに分ける」ことのメリットとデメリットも理解しておきましょう
家族用玄関と来客用玄関を分けるメリット
●玄関を綺麗に保っておくことができる
●急な来客があっても、慌てて靴などを片付ける必要がない
●玄関収納をより有効に利用できる
●陽当たりや採光は来客用スペースに、収納力や利便性は家族用スペースにと用途を明確に区別できる
●「玄関で長話」になっても、家族は気を遣わずに出入りできる
●もう少し費用をかけて「土間収納」を作ってしまえば、自転車や趣味の道具など、かなり大きなものまで収納できるようにすることも可能
●ワンちゃんを飼っている場合は、お散歩から帰ってきて道具などをその場に収納しておくことができる
家族用玄関と来客用玄関を分けるデメリット
●建築コストが高くなる
↑
玄関収納部分を家族用玄関として利用するので、そこまで高額な費用はかからないと思いますけどね・・・
●通常の玄関と玄関収納に比べると、もうちょっと広いスペースが必要になるかな?
これくらいですかねぇ・・・
デメリットはあまり思い浮かびませんでした。
コスト面(お金)とスペース(敷地・間取り)くらいですね。
多少の費用が掛かったとしても、家族全員が感じることができるメリットは余りあると思いますけどね・・・ (*^_^*)
この方法ならば、「新築」じゃなくても「リフォーム」で対応することも可能ですしね。
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