家を買ったり建てたりする場合、借金をするんだよね?
「住宅ローン」って誰でも借りることができるの?
どこへ行けば住宅ローンの手続きができるの?
「フラット35」って聞いたことがあるんだけど、住宅ローンとはと違うものなの?
「借入可能額」や「返済年数」についても知りたいな・・・
はい、今回は「住宅ローン」「フラット35」について見てみましょう。
憧れのマイホームを購入する場合、かなりまとまった額のお金が必要になります。
マイホームを手に入れるパターンにもいろいろあると思います。
●新築一戸建て
●新築マンション
●中古の一戸建て
●中古マンション
●増築
●改築(リフォーム)
などなど。
いずれにしても、お金が必要になりますよね。
リフォームなどは、おこなう規模によって少額でもできるでしょう。
しかし、新たに家を建てたり購入する場合には、数十万円や数百万円という金額では到底済まないでしょう。
家って、本当に高い買い物なんですよね・・・ (^_^;)
住宅ローンとは?どんな人が利用できるの?
家を建てたり購入したりする場合、何千万円というお金が必要になります。
「年収の何倍だよ!?」という額の買い物をするんですよね・・・
こんな金額、「全額、手持ちの資金から払いますよ」という人なんてまずいないでしょう。
多くの人が「住宅ローン」を利用することになると思います。
まあ、簡単に言うと「借金をして家を買う」ということです。
で・・・
通常の借金と同じようにお金を借りていたら、こんな高額の借り入れに対しての「利息」も大きな額になってしまします。
「マイホームなんて一般的なサラリーマンには到底買うことなんてできないや・・・」
となってしまうんですよね。
そこで登場したのが「住宅ローン」という制度。
●住宅ローンの対象となる借り入れ
「本人及びその家族」または「本人の家族」が居住するための住宅及びそれに付随する土地(一戸建て、マンション)を購入、新築、増築、改築、既存住宅ローンの借り換えなどを行うための融資(借り入れ)
●金利
通常の融資よりも低く設定されている(住宅に関する購入資金が対象)
●返済期間
通常の融資よりも長く設定されている(住宅に関する購入資金が対象)
「35年」など、長期にわたる返済が可能になることによって、毎月の返済額を低く抑えることができ、多くの人がマイホームを持つことができるようになることを目的としているんですね。
通常の借り入れではなく「家に関する借入」が対象になる融資ということですね。
フラット35とは?その特徴を教えて!
「フラット35」ってよく耳にすると思います。
これは、「住宅金融支援機構」と取り扱い先の「民間金融機関」とが共同で提供する「長期固定金利の住宅ローン商品」のことなんです。
返済期間が、「最長35年」という長期に設定されているもので、先程も言ったように「返済期間を長期にすることで、月々の返済金額を減らして融資を受けやすくすること」が目的なんですね。
融資が受けやすくなることで、「夢のまた夢」だったマイホームが手に入れやすい存在になったということです。 (*^_^*)
ちなみに、「フラット35」よりも返済期間が短く設定されている「フラット20」や、親子2代にわたって返済していく「フラット50」などの金融商品もあるんですよ。
フラット35のメリットとデメリットについて
フラット35のメリット
●金利が低く抑えられている
●金利は長期固定金利となる
●保証料が発生しない
●繰り上げ返済ができる
●借り換えができる
●民間の金融機関が行う住宅ローンと併用することができる
フラット35のデメリット
●「住宅金融支援機構」が定める「技術基準適合住宅」でなければ融資を受けることができない
●債務者(借入をした人)が死亡した場合、未払い額(残りのローン金額)が債務として残ってしまう
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借入金額を保証できる「生命保険」や「死亡保険」などに加入すれば、死亡時には全額が支払われるので債務は残りません。
ただし、これらの保険の加入は任意ですので、自己負担で保険料に加入する必要がありますね。
なお、「フラット35」を「利用するには「審査」があります。
これに関しては、別ページにまとめておきますね。
長期で金利も低く設定されているとはいえ、「住宅ローンは借金です」
返済することができないくなってしまった場合は、「競売」にかけれたりして家や土地は失うことになってしまうでしょうし、「ローンの残額は返済していかなければなりません」
これが払えないと「自己破産」ということに・・・
家族の夢を乗せたマイホームです。
長く、楽しく住み続けることができるように「借入金額はできるだけ少額に抑える工夫」をしたいものですね。 (*^_^*)
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