いよいよ本格的な雪のシーズンになってきました。
最近は北海道などでも「近年にない積雪」といったニュースが報じられることが多くなっていますよね。
いざという時に危険なのは、雪対策万全の豪雪地帯よりも普段は雪が降らない地域なのではないでしょうか。
「スタッドレスタイヤ」は早目に対策しておくのはもちろんですが、「カーポートの積雪対策(耐荷重)」は大丈夫ですか?
積もった雪の重さってすごいんですよ!
「雪対策」は大丈夫ですか?「スタッドレスタイヤ」だけでなく「カーポートの雪対策(耐荷重)」も必要ですよ!
秋の紅葉行楽シーズンを楽しみにしていたのに、気がつけば「雪の便り」が聞こえてくる季節になってきました。 (^_^;) 早いものです・・・
最近では「11月にしては珍しいくらいの積雪」とか「例年にない積雪量」などといったニュースが多いのが気になりますよね。
夏は「ゲリラ豪雨」冬は「大雪」・・・ (T_T)
日本の気象が変化してきているのが心配です。
あなたの地域は「積雪」しますか?
あまり雪が積もる事のない地域の人は「雪対策」という意識を持っていないことが多いでしょう。
ところが・・・です。
近年は関東地方の都心部でも積雪するほどの雪が降ることも珍しくなくなってきましたよね。
東京で積雪5cm!大雪警報が発令!
↑
これって、豪雪地帯の人たちが聞いたら「はぁっ?5cmで警報だって!?」って驚いてしまうくらいの(少ない)積雪量なんですが・・・
しかし・・・
都心部では、たった5cm雪が積もっただけで電車やバスなどの交通機関は乱れまくり、道路のあちこちで立ち往生してしまう車が続出するなど、大きな影響が出てしまいます。
ここ数年の雪による影響を見ていると、都心部でも雪対策が必要になってきていると感じてしまいますね。
極端な話ですが、「対策」と「知識」がしっかりしていれば、北海道のように雪道でも普段と同じように車で通勤したり電車もダイヤどおりに運行させることも可能なんですから。
人間の適応力ってすごいですよねぇ・・・
雪が降るとこんなにも影響が出る原因は・・・
●寒い
●滑る
●歩きにくい・走りにくい(車や電車など)
●重い
まあ、「寒い」というのはヒートテックの重ね着などで何とかなるとして・・・
雪が積もると厄介なのが、「重さ」です。
雪って、「ふわふわになった水」ですから。
水って重いもんねぇ・・・
雪の重さってすごいんですよ。1平方メートル当たり数百キロになることもある!
豪雪地帯では「雪の重みから家を守るために屋根の雪下ろしは毎日の仕事」となっています。
屋根に積もった雪が家自体を押しつぶしてしまうほどの威力(重み)を持っているって怖いですよね。
積もった雪ってどれくらいの重さがあるのでしょう?
●新雪
降ったばかりでふわふわの雪のこと
重さ・・・約50kg~150kg
●締雪(しまりゆき)
降り積もった雪自体の重さで圧縮されたり水分を含んだ雪のこと
重さ・・・約150kg~300kg
●粗目雪(ざらめゆき)
カチカチに圧雪されていたり氷に近い状態になっている雪のこと
重さ・・・約300kg~500kg
ちょっとぉーーー
カチカチに凍った雪って1平方メートルで500kgになることもあるの? (@_@;)
500kgって、小錦何人分だよ!
↑
(;一_一) あー昔はこの表現、よく見かけましたよねぇ・・・ たかみさん、古すぎだよ(失笑)
まあ、驚くほど重いってことだよ! (^^ゞ
カーポートにできる「雪対策(耐荷重対策)」って何をすればいいの?
で・・・
私たちが「個人レベルでできる雪対策」を考えてみましょう。
身近な雪による影響というと、
▼交通
▼雪下ろし・雪かき
くらいでしょうか。
雪下ろしや雪かきは、積雪が50cmを超えるくらいになると必要になるでしょうが、5cm~15cmくらいならば「必ずやらなければいけない仕事」ではないでしょう。
やはり、大きな影響を受けるのは「交通」の面でしょうね。
▼徒歩・・・滑って転ぶ
▼自転車・・・走りにくい・滑って転倒・事故など
▼車・・・スタッドレスタイヤに交換する・スリップ事故・外出できないなど
▼電車やバス・・・ダイヤが乱れる・大混雑
通勤や通学にはかなりの影響が出てしまうでしょう。
特に車を使用している人には、いろいろと考えなければならないことが・・・
▼スタッドレスタイヤに交換する
これは、雪が降ってからではなく「12月に入ったら交換しておく」くらいの方が安心ですよね。
↑
スタッドレスタイヤの減りが早くなってしまいますけどね。 (^^ゞ
天気予報で「週末は積雪の可能性が・・・」なんて言い出してからだと、交換してもらうガソリンスタンドやカーショップ、整備工場などもタイヤ交換のお客さんで大忙しになっているでしょうからね。
すぐに交換してもらえない可能性もあります。
自分でジャッキアップして交換しちゃうよ!って人は雪が降るギリギリまで夏タイヤでもいいかもしれませんが・・・
それでも、急に降り始めた!なんて事態も想定して、早目に交換しておく方がいいでしょう。
▼カーポートの雪対策(耐荷重対策)
これも非常に重要だと思いますよ。
雪ってかなりの重量になるんです。
それがカーポートの上にどんどん積もっていくのですから・・・
その重さに耐えきれずに、カーポートが壊れてしまうこともあるんです。
屋根に対して、柱が両側にあるタイプのカーポート(両支持タイプ)は耐荷重(雪の重みに耐える力)も高いのですが、柱が片側だけしかないタイプ(片支持タイプ)の場合は、重みに対して非常に弱いです。
片支持タイプのカーポートでも「補助柱」が付いていると思いますので、雪が降る前に補助柱を設置するのは必須ですね。
それでも、柱が細かったり、カーポート自体の構造が非力だったりすると、柱自体が変形してしまうこともあります。
雪が積もってきたら、マメに雪下ろしをするのが一番でしょうね。
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(;一_一) 仕事もあるし、そんな時間が無いんだよ!って人も多いでしょうけどね。
気を付けたいのは、カーポートにかかる負荷は「積雪の高さ(深さ)」ではなく「雪の重さ」だということ!
言い換えると「積もっている見た目ではなく、雪質によって重さは全然違う」ということを認識しましょうってことです。
「根雪」になっている状態は、見た目以上に重いので注意が必要ですね。
カーポートだけでなく、雪が積もるところすべてに重さがかかるので、「トタン屋根」「植物用の温室」「倉庫」などなど・・・
自宅にある物を確認しておくことも必要かもしれませんね。 (^_^;)
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