住宅ローンに限らず、生活が苦しいと感じている人は、何が原因なのかを把握していますか?
苦しさや辛さに耐えながら一生懸命に働いているだけでは、あなたの生活は一向に楽にはなりませんよ!
大切なのは「原因を突き止めること」そして「収支のバランスを分析すること」です。
働き方のバランス・収入源のバランス・夫婦の収入金額のバランスなどなど・・・
一番のポイントは「金額ではなくバランス」なんです。
マイホームを手に入れたのに、住宅ローンの支払いが苦しくなってしまうのは何故だろう?
このサイトは「住宅ローンに苦しむことなくマイホームを手に入れる!」というテーマで運営しています。
しかし現実には、住宅ローンを支払っていくことが苦しくなって、せっかく手に入れたマイホームを手放すことになったり、自己破産に追い込まれる人が存在することも事実です。
借り入れをする時には「この返済計画なら大丈夫!」誰もがそう思って住宅ローンを組むはずなのですが、何故「住宅ローンを払っていくのが苦しい」という状況が生まれてしまうのでしょう?
「借入時とは状況が違ってしまう」ということが原因なのですが、何故そんな状況になってしまうのかは人それぞれ・・・
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上記の記事でも触れていますが、「会社の業績不振」「ボーナスカット」「リストラ」などによって「借り入れ当初よりも収入が減ってしまった」という場合、住宅ローンの支払いが苦しくなるのは当然のことですよね。
世帯収入 <= 支出金額
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こうなってしまうと、支払いは苦しくなるわけです。
これ以外にも「支出金額が増えてしまう」という場合も考えられますね。
「事故」「病気」「入院」「親の介護」「子供の学習塾や授業料」「ご主人が単身赴任することになった」など、世帯収入は以前と変わっていないのに支出金額が増えてしまったというケースも考えられます。
「世帯収入」はその世帯に入って来る収入をすべて合わせた金額ですね。
それに対して、ここでいう「支出金額」は、「生活費」や「住宅ローンの支払い」「お小遣い」など支出の全てを合わせた金額のことを指します。
住宅ローンの支払いが苦しいというだけでなく「生活が苦しい」と感じている人は、何らかの理由で以前よりも「世帯収入が減ってしまった」。もしくは「支出金額が増えてしまった」このどちらかになってしまった可能性があります。
「生活が苦しいと感じる」というのは「収支のバランスが崩れている状態」と言い換えることができるかもしれませんね。
「金額」ではなく「バランス」です!
毎月の世帯収入が100万円を超える世帯ならば、月額10万円の住宅ローンを払っていくのはそんなに苦しいと感じないでしょう。
また、家賃やローンもなく子供もいない。野菜は家庭菜園ですべてを賄えている。趣味は特になし・・・という世帯ならば、世帯収入は50万円だったとしても生活が苦しいと感じることはないでしょう。
「収支のバランスが大切」ということです。
世帯収入 > 支出金額
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こうなればいいわけですから。
●世帯収入:100万円 支出金額:80万円
●世帯収入:50万円 支出金額:20万円
これ・・・どちらでもいいわけですよね。
上記の例だと、世帯収入50万円の家庭の方が、1か月の収支(貯蓄に回すことができる金額)が、世帯収入100万円の家庭に比べて10万円も多いですし・・・
金額の大小ではなく「バランス」が大事ってことです。
家計の収支のバランスを保つために何をすればいいの?
これには、まず「家計の収支を把握すること」が必要です。
あなたは家計簿をつけていますか?
ちゃんと家計簿をつけましょう!
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テレビ番組でファイナンシャルプランナーの先生がよく言っていますよね。
家計簿をつけるということは、自分の家庭の「収入の詳細」と「支出の詳細」を把握するということなんです。
家計の収支全体を把握したうえで「ここは使いすぎだよね」とか「この分のお金をこちらに回そうか」など・・・より良いお金の使い方の方針を決定することが大切ですからね。
家計簿をつけていると、ただ単に「生活が苦しい」というだけでなく「何故苦しいのか」が分かるようになります。
▼会社の業績不振で残業が減って手取り額が少なくなってしまったから
▼パートに出ていた妻が妊娠して働けなくなったから
▼予定外の新車を買ってしまったから
▼子供が急に留学したいと言い出した!
などなど・・・
さらに、「苦しくなっている原因がどこにあるのか」も把握しましょう。
上記の例だと、
▼会社の業績不振で残業が減って手取り額が少なくなってしまったから
▼パートに出ていた妻が妊娠して働けなくなったから
このふたつは「収入が減った」ことが原因ですね。
▼予定外の新車を買ってしまったから
▼子供が急に留学したいと言い出した!
こちらは「支出が増えた」ことが原因です。
原因によって、どう対処するべきなのを考えやすくなりますね。
●収入減が原因 → 副収入を増やすことができないかを考えてみる
●支出増が原因 → 無駄を見直し、削ることができる経費をピックアップする
「収入」と「支出」、どちらに原因があるのかをしっかり把握して対応することが大切です。
我が家は、収入・支出どちらも原因ありだよ!なんて場合もあったりしてね・・・ (-_-;)
そもそも、パイを大きくすれば苦しくなくなるんだけどね・・・
ここまで書いてきましたが・・・
上記の例をみても、「会社の業績不振で・・・」や「子供が急に留学したいと・・・」など、住宅ローンを組む時点では思ってもいなかった事態が発生している場合はどうしようもありません。
ローンを組む段階で「会社が業績不振になった場合を想定して・・・」なんて言っていたら住宅ローンを組むこと自体無理だということになっちゃいますからね。 (^_^;)
実際、超一流企業でもこんなことが起こるんです!
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「未来は予測不可能だ」ということです。
だから、多少生活が苦しくなっても仕方がないんですよ!・・・って、そんなわけにはいきませんよね!
そんな状況にもある程度対応できるようにするためには・・・
そうです!
「本業以外の収入源を確立しておくべき」なんです!
先程のような「予測不可能な出来事」が起こっても、何とか対応できるくらいの収入源を今のうちに確保しておきましょう。
収入もバランスが大切なんですよ!
●本業と副収入にかける時間的なバランス
●ご主人と奥さんの収入金額のバランス
これらを考えてみましょう。
●本業と副収入にかける時間的なバランス
本業だけに頼ってい生きているのは非常にリスクが高いですよね。
副業(副収入)を持つことは、収入減のリスクを減らすことになります。
「本業一辺倒」ではなく、空き時間や余暇時間を利用して副業の柱を確立することに時間を使ってみましょう。
バランスよく時間を配分することはリスク軽減につながります。
●ご主人と奥さんの収入金額のバランス
こちらも大事です。
ご主人が超一流企業のエリート社員だったとしても、病気にならないとは限りませんし、リストラも「絶対ない」とは言い切れないですからね。
例え金額が少なかったとしても、「夫婦ともに収入源がある」というのは、リスクを分散するということになります。
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僕もビジネスが軌道に乗らす「極貧生活」をしている頃は、妻が働きに出てくれることでかなり助けられました。 (^^ゞ
全てにおいて「何か一つだけに依存した状態はリスキーだ!」ということです。
もう一度、「バランス」という観点から、現在の世帯収入を考えてみてはいかがでしょうか?
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