念願のマイホームを購入するにあたって、避けては通れないのが「資金問題」です。
多くの人が「住宅ローン」利用することになると思いますが、たくさんある返済方法のどれを選択するのが良いのか迷ってしまうのも事実でしょう。
今回は「ボーナス払いを使った方がよいのか」について考えてみたいと思います。
マイホーム。
ああ、夢のマイホーム・・・
マイホーム・・・いわゆる「土地と建物の総額」は何千万円にもなります。
これを、全額キャッシュでポンッ!と買える人はいいですが、一般的には「住宅ローン」のお世話になる人がほとんどでしょう。
そこで気になるのが、「住宅ローンのプラン」ですよね。
自分にはどのプランが合っているのか?
家族構成やライフスタイルによっても、最適なプランは変わってきます。
住宅ローンを組む場合は、総合的に判断しないと後々後悔することにも・・・
住宅ローンを組むうえで重要なポイントとは?
●土地、建物の総額
●頭金の金額
●ローン金額
●ローン返済年数
●ローン金利
●月々の返済金額
●ボーナス払いの有無
●病気や死亡などの保障
このような項目を考えなければなりませんよね。
どれも重要な項目なのですが、今回は「ボーナス払い」について考えてみたいと思います。
住宅ローンの「ボーナス払い」ってなに?
借り入れをした資金を毎月返済していくわけですが、ボーナスが支給される月には多めに返済するというプランのことですね。
●月々85,000円の返済
●ボーナス月(年2回)に130,000円の返済
というような感じです。
「たくさんもらった月にはたくさん返しましょう」という考え方です。
毎月の収入金額に合わせて、無理なく(?)支払をおこなうプランということになりますね。
「ボーナス払い」に関しては、賛否両論と言いますか・・・
積極的に利用しようと考える人と敬遠する人が存在するようですね。
これは、それぞれの考え方やライフスタイルなどによっても、捉え方が変わってきますので、意見が分かれて当然だと思いますけどね・・・
住宅ローン「ボーナス払い」のメリットとデメリットはなに?
◆「ボーナス払い」を利用するメリット
●毎月の収入金額に合わせて、無理なく返済ができる
●月々の返済金額を少なく設定することができる
●ローン返済年数を短くすることができる
●返済総額を少なくすることができる
などが挙げられます。
これらのメリットは併用することができない場合もありますので注意して下さい。
例えば、「ボーナス払い」を利用することによって「返済期間を短縮(35年ではなく30年にした)する」というメリットを選んだ場合、「月々の返済金額を少なく設定する」というメリットを同時に手に入れることは難しくなりますよね。
「ボーナス払い」をすることによって「普段よりも余分に返済する」のですから、その分の恩恵を「返済期間が短くなる」として利用するのか「月々の返済金額を少なくする」のかを選択することになります。
両方の恩恵を受けたいよ!というのなら「ボーナス時に返済する金額をさらに増やせばできるよ」ということですね。 (*^_^*)
「どのメリットを享受したいのか」をよく考える必要があります。
借り入れをする時の自分の年齢が40代の場合は「返済期間を短くする」方が老後の負担や心配が少なくなるでしょう。
20代や30代前半で借り入れをするのなら、まだ収入金額も少ない場合が多いと思いますので「月々の返済金額を少なく設定する」というメリットを選んだ方が良いでしょう。
家族構成(子供がいるのかや子供の人数など)や職業(将来の収入予想)などによっても、条件は大きく変わってくるでしょうから、よく考えて選択しないとね。 (*^_^*)
◆「ボーナス払い」を利用するデメリット
●ボーナスをあてにした支払い(ローンやクレジットなど)が組めない、または組みづらくなってしまう。
●この先、ずっとボーナスが支給されるのか・・・その保証がない。
●会社が動産する、左遷される、ボーナスカットされる、退職するなど、仕事(収入源)自体が不安定になる可能性がある
●病気や事故、入院などの場合に、ボーナス払いの月を乗り切れるのか
●将来の子どもたちの大学までの学費など、支出が増えることに対応できるのか
●10年程度で家の修繕費がかかるようになってくる可能性がある
などでしょうか。
こちらは、なんだか不安をあおるような項目が並んでしまいますが、これも当然のことですよね。
そもそも「ボーナス」って、よくがんばったね!という「ご褒美」や「臨時収入」的なお金なんですよね。
ここをしっかりと認識しておかなければいけません。
「ボーナスは、必ずもらえる保証があるものではないんだよ!」ということです。
これは、僕の主観ですが・・・
住宅ローンを組むな!と言っているのではありません。
ボーナス払いを利用するな!と言っているのでもありません。
こういったデメリットもあることを認識したうえで「無理のない返済計画」を立てましょうということです。
僕は、起こり得る「突発的な支出」に備えて、できるだけ収入ギリギリの返済計画を組まなくても済むくらいの蓄え(頭金)を持ちたいと思っています。
「そんな蓄えができるくらいなら、住宅ローンなんて組まないよ!」という声が聞こえてきそうですが・・・ (^_^;)
「ボーナス払いを利用するか」という点にとどまらず、「住宅ローン自体をどうとらえるのか」は、その人の年齢、収入、会社の規模や安定度、家族構成、ライフスタイルなどによって、どのプランが最適なのかは全く異なってくると思います。
大切なのは・・・
●事前によく調べること
●無理な返済計画はしないこと
ですよね。 (*^_^*)
ちなみに僕は、できるだけ住宅ローンを組まずにマイホームを手に入れるためにがんばっています。
サラリーマンではないので、ボーナスも無いですしね・・・ (^^ゞ
以前お話しした「無理なく副業であと5万円プラスする考え方」も参考になると思います。
こちら>>>★無理なく副業であと5万円プラスする考え方
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