和室の「畳」ってメンテナンスの必要があるの?
もちろん、ありますよ!
畳は色あせたり傷んだりするもの。
いわば消耗品なんですね。
でも、傷んだ畳ってどうすればいいの?
畳は「裏返し」や「表替え」というメンテナンスをします。
今回は、畳ってどれくらいの期間持つのか、表替えってなに?などについて見てみましょう。
畳は消耗品!「表替え」や「裏返し」などのメンテナンスが必要なんです
あなたが新築でマイホームを建てるなら、「和室」を作りますか?
ちょっと前なら「和室が生活の基本」で、「洋間は子供部屋や応接間」というイメージだったと思います。
ところが現在では「生活の拠点は洋間」で「和室は客間」という感じの間取りの家が多くなってきていますね。
和室があったとしても、リビングの一角に4.5畳~6畳くらいのものが(申し訳程度に?)あるくらいで・・・
昔ながらの「居間でコタツにみかん」というような風景も少なくなってきているのでしょうか?
生活の拠点は「リビング」だもんねぇ・・・
そんな和室ですが、「畳」の独特の風情や触感などは捨てがたいものがありますよね。
じつは僕・・・「和室派」なんですよ! (^^ゞ
フローリングのリビングはなんだか落ち着かないたかみです。
↑
(;一_一) オッサンだから仕方ないよねぇ・・・
畳の取り換え時期っていつなの?「裏返し」や「表替え」「畳替え」の時期を知っておきましょう
「畳」って、新品の時は「深緑色でイグサの本当に良い香り」がします。
しかし、年々色も茶色っぽくなり、表面の「畳表」も次第に擦り切れてきたりします。
こうなってきたら、「畳のメンテナンスの時期」なんですよ。
「取り換え時期」ではなくて「メンテナンスをする時期」なんです。
「畳」って、分厚い「畳床」があって、その上に「畳表」が縫い付けられているという構造なんです。
なので、畳が傷んできても「畳全部を取り換える」ということはまずありません。
「畳表のみを新しいものと取り換える」と、また新品の畳のように「深緑で良い香り」が蘇るんですね。
「畳床」まですべて取り換えるのは、水害などで水に使ってしまった時くらいでしょう。
それ以外のメンテナンスは「畳表」のみです。
「畳のメンテナンス」にはどんな種類があるのかを挙げておきます
●畳替え
先程のように「畳全体が水没してしまった」などの時には「畳替え」をおこないます。
「畳床」まで全部新品に取り換えます。
●表替え
「畳床」はそのままで、表面の「畳表」のみを新品に取りまえます。
見た目は「新品の畳と変わらなくなります」
●裏返し
「畳表」を一度はがして、裏向きにしてまた縫い付けます。
「畳表を裏返してまだ使う」ってことですね。
「裏返し」が料金も一番安く済みます。
「裏返し」の場合は、残念ながら畳独特のあの良い香りを味わうことはできませんね。
まあ、「裏表をひっくり返しただけ」なので、当然ですけどね・・・ (^_^;)
「裏返し」「表替え」「畳替え」などは、それぞれ何年くらいでメンテナンスをしなくてはいけないのか?メンテナンスの時期を知っておきましょう
これは、「その家によって異なる」ということになってしまいますね。
家族が多かったり、子供の数などによっても畳の傷み具合は違ってくると思いますし・・・
ですが、目安としては・・・
●「裏返し」・・・3年~5年くらい
●「表替え」・・・5年~8年くらい
この程度が目安だそうです。
一人暮らしなら、もっと長持ちするでしょうし、仕事が忙しくて家にいる時間が短い人の場合も傷みにくいでしょうね。
新しい畳のイグサの香り・・・
僕、大好きなんですよ。 (*^_^*)
人気・おすすめ一覧