僕は定期的に「中古の一戸建て情報」をチェックしているのですが、先日「敷地面積300坪、販売価格8500万円」という豪邸が売りに出ていました。
こんな物件が情報として出回ることも珍しいなぁ・・・
なんて思いながら間取りなどを確認。
もしも自分が、こんな豪邸を購入するとしたら・・・なんて、ちょっと考えてみました(笑)
300坪を超える土地。
販売価格は8500万円超。
3台分はゆうに入るというガレージ。
門をくぐって玄関までのアプローチも、それはそれは豪華な造りの一戸建て住宅が売りに出されていました。
一度はこんな豪邸に住んでみたいよなぁ・・・
なんて、憧れをもって見ていましたが、実際にこの豪邸を購入して住むとなると・・・
どうなんでしょうか。
「住みにくそう・・・」という印象を強く感じてしまいましたね。
土地と建物(間取り)の無駄が気になるよねぇ・・・
まあ、とにかく広いし豪華な家です。
敷地の道路面には、車4台くらいは余裕で止められそうなスペースがあり、その奥にガレージがあります。
そのガレージにも、3台~4台くらいの車を入れることができそうです。
そして、敷地は土盛りしてあり、前の道路とは1.5m近くの高低差があるように見えます。
建物裏には一面緑に覆われた芝生が広がっており、ここでキャッチボールやバーベキューなども余裕でできそうです。
うわぁーーーすげぇなぁーーー (@_@;)
もうホント、その言葉しか出て来ません。
次に、家の間取りを見てまたビックリ!
何部屋あるの?
何畳あるの?
へぇーーー (@_@;)
って感じですよ。
でもね・・・
ここの和室、何に使うの?
誰かが来た時の「客間」や「ゲストルーム」くらいしか使わないでしょ。って感じの部屋が1階、2階ともに存在していましたね。
部屋数が多い分だけ廊下も長くなっていますし、建物の間取りも無駄(?)な凹凸がたくさんあって。
印象としては・・・
「住みにくそう・・・」
「趣味悪い・・・」
そう感じてしまいました。
この家、どんな人が住んでいたんだろう?と想像してみました
(;一_一) そんなこと、どうでもいいやん!
まあ、そうなんですけどね。
興味本位で考えてみました・・・ (^^ゞ
この家には「相当な人」が住んでいましたよ・・・きっと!
(;一_一) そりゃあそうでしょ、これだけの豪邸・・・
ただ単にお金持ちというだけではなく、自己顕示欲もかなり強そうな人かなぁ・・・なんて。
「自分たち家族が快適に暮らす」という目的だけの家ではなさそうですよね。
きっと、「誰かを呼ぶ」ということも意識して設計されていたと思います。
駐車可能なスペースや多すぎるくらいの部屋数などを見てもそう思います。
「たくさんの人を呼ぶこと」の目的が、
●自慢したいから
●ビジネス上の付き合いや戦略に利用していた
などが考えられますよね。
ただ単に「自慢したいから」という理由ならば、それは「浪費」だと思いますけど・・・
僕の親戚にも、かなりやり手の叔父さんがいました。
その人の自宅は、まさにこの豪邸のような感じでしたよ。
門を入ってから玄関までのアプローチで、ほとんどの人は圧倒されていましたから。
そして、豪華な骨董品などが置かれたドーンと広い玄関。
贅沢な応接間へと通された時点で、ほとんどの人が恐縮しているという豪邸でしたね。
そのおじさんは、自宅で仕事の商談をすることが多かったです。
豊臣秀吉が自分の城に武将を招待して、権力と財力を誇示する・・・あの方法と同じだと思います。
「相手は、交渉に入る前に圧倒されてしまう」・・・って、この叔父さんも言ってましたから。
僕がこの建物を購入した場合、利用価値はあるのだろうか?
ないね。
ないよ、そんなの・・・ (-_-;)
僕自身、そんな「成金」みたいなイメージ嫌いだし、恨みや妬みを持たれるのも怖いですしね。
「どう見ても金持ち」というような家は好きじゃないですねぇ・・・
でも、「庭の広さ」や「各部屋の日当たりの良さ」は魅力を感じました。
このあたりは「実質的なメリット」ですもんね。
敷地が広いと、「ご近所トラブル」も多少は緩和されるかな?って思います。
まず、「騒音」はお互いに届きにくく気にならないでしょうし、バーベキューなどをした時の「煙や臭い」なども距離が離れているほど届きにくくなりますからね。
小さい子供がいる家庭なら、この「ゆったり広々感」は子育てにも良いのではないでしょうか。
そういった点は魅力を感じます。
しかし、実際に購入するかというと・・・
いらないよね。
土地も部屋数も間取りも・・・
全てに「無駄」が多すぎて、掃除や草取りだけでもかなりの重労働になってしまいそうです。
でも、お金持ちはこの家を「ゆとり」と感じるんでしょうね・・・
この家を「無駄」と感じている時点で、僕は貧乏人なんだよなぁ・・・ (^_^;)
固定資産税も怖いしねぇ・・・