念願の新築一戸建てマイホームを手に入れた!
でも、そこから始まる「住宅ローンの返済」・・・毎月決まった金額を支払っていくのが苦しくなって家を手放す人や自己破産に至る人も存在します。
借入時には熟考したはずの返済計画に無理があったのか、不慮の出来事によってローン返済ができなくなってしまったのか?
今回は「無理なく支払っていける住宅ローンの返済金額は毎月いくらなのか?」について考えてみましょう。
マイホームが欲しい!
新築の家で家族と一緒に幸せに暮らしたい!
その想いがモチベーションとなって、仕事もがんばることができるのなら、こんなに素晴らしいことはありません。
しかし、マイホームが欲しいという想いが強すぎることが原因で起こってしまう不幸な出来事もあるのです・・・
あなたにとって「マイホーム」とは何?あなたの目標は持ち家を手に入れることなの?
「マイホームを手に入れる」ということは、家族全員にとって素晴らしい出来事です。
新しい家で子供達も伸び伸びと育ってくれること・・・
家族の笑顔が絶えないこと・・・
これは、人生にとってかけがえのない時間となることでしょう。
ちゃんと住宅ローンを支払っていくことができればね・・・
マイホームを購入する場合に「全額現金払い」で購入できる人はおそらく少ないでしょう。
多くの人が「住宅ローン」や「親や親戚からの借金」などで、住宅購入資金を調達することになりますよね。
「親ローン」をあてにできる人はまだ良いのですが、一般的な「住宅ローン」を組む場合は、何らかの理由によってその後の支払が滞ってしまう可能性も考えておかなければなりません。
マイホームを手に入れたいと願っている多くの人が陥ってしまう落とし穴があるのですが・・・あなたは大丈夫ですか?
念願のマイホームを手に入れたけれど、住宅ローンの支払いに苦しんでいる人もたくさん存在します。
何故、彼らはそうなってしまったのかをまとめた記事がこちらです。
↓
こんな現実・・・怖いですよねぇ・・・ (T_T)
この記事でも触れていますが、あなたの目標は何ですか?
●住宅ローンの審査に通ること
●念願のマイホームを購入すること
これらを人生の目標にしている人は、ちょっと注意が必要かもしれませんよ!
あなたの目標は「家を買うこと」ではないんです。
●家と土地を完全に自分のものにすること
●家族と一緒に楽しく過ごす未来をに手に入れること
こちらが本来の夢のはずです!
だって、何千万円という借金を背負っている状態なのですから!
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これ・・・非常に大事なポイントですよ!
住宅ローンは借金です!
その借金を完済して初めて、「あなたは持ち家を手に入れた」ということになるんです。
マイホームが欲しいと思っている人の中には、
●住宅ローンの審査に通ること
●念願のマイホームを購入すること
↑
これらを「ゴール」だと勘違いしている人がたくさん存在します。
これらは「ゴール」ではありません。
むしろ「スタート」です!
この先35年の長きにわたって、住宅ローンを返済しながら生きていくという地獄のスタートなんですよ!
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(;一_一) すっごい嫌な言い方をするなぁ・・・たかみさん!
でも、これくらいの意識でいる方が「人生の大きな失敗」をする確率が低くなると思いますよ。
言い方は、すごく嫌な感じですけどね・・・ (^_^;) ゴメンネ・・・
あなたが本当の目標にしなければならないのはこちらです。
●家と土地を完全に自分のものにすること
●家族と一緒に楽しく過ごす未来をに手に入れること
家と土地を完全に自分のものにした時点で初めて「目標達成」でしょう。
借金が無くなった時に「未来の自分の負担がなくなる」のですから・・・ (*^_^*)
住宅ローンの返済期間中は「事故やリストラなど、突発的な負の出来事に対する対応力が低い状態のまま生活している」ということですからね。
住宅ローンは、「何事もなく無事に生活で生きていること」を前提としていますから・・・
「収入の道が断たれる」や「健康を害する」といった負の出来事が起こってしまうと、生きていくこと自体に支障をきたす可能性があるという大きな不安を抱えながら生きている状態だということを認識しておくべきでしょう。
・・・って、怖い話ばかりになっちゃいましたが、住宅ローンがダメだと言っているわけではないんですよ。
全額現金で家が買えるまで貯金をしましょう!なんて言っていたら、ジジイになっちゃいますからね。
気をつけてほしいのは・・・
ということなんです。 (^_^;)
「毎月の住宅ローンの返済金額」はいくらくらいがいいのかを考えてみましょう
無理な住宅ローンは「自己破産」や「せっかく手に入れたマイホームの売却」という悲劇を生む危険性をはらんでいます。
ある程度の負の出来事があったとしても、住宅ローンを支払っていけるような「無理のない返済金額」っていくらくらいなのでしょう?
これは、人によって違いますよね。 (^_^;)
●家族構成
「夫婦二人だけの家族」の場合、共働きならば「扶養家族無し」ということになりますし、「夫婦と幼い子供2人」という家族ならば、「扶養家族は3人」ということになります。
子供が生まれると、奥さんは働けなくなってしまう場合が多いですよね。
こうなると、「働き手」の人数は減って「扶養家族」の人数が増えることになるので、「収入減」しかも「支出増」ということになり、家計的にはかなり苦しいと感じるのではないでしょうか。
「扶養家族の割合」が高いと家計は苦しいということですね。
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我が家も、子供たちが小さい頃はそうでしたよ。
金銭的に苦しいだけではなく、子育ては体力的にもかなりの負担がかかりますからね。
夫婦ともにクタクタになって疲れきっちゃったりします・・・ (^_^;)
●世帯収入の金額
これは当然のことですよね。
世帯としての収入が多ければ、毎月15万円の住宅ローンを支払っていたとしても余裕で生活していけるでしょう。
我が家の場合は、息子たちが大学生になっているので、この状態に随分近づいてきていますね。
↑
現在は学費(授業料)がかなりの負担になっていますけど・・・ (T_T)
子供たちが就職すれば「家族全員が収入がある」しかも「扶養家族なし」の状態になるのですから、かなり楽になってくれることでしょう(期待値も込めて!)
ですから、「適正な毎月の住宅ローンの返済金額は家庭によって異なる」というのが答えってことになっちゃいます。 (^^ゞ
働き手がたくさんいる家族なら、高額な返済だとしても乗り切れるでしょうし、ご主人一人の収入で家族全員を養っている家族ならば、毎月10万円もの返済はキツイと感じるでしょう。
「毎月の住宅ローン返済金額は、家庭収入に対する割合で考える方が良い」
ということになります。
さらに・・・
「この先35年間(返済年数)のその年ごとの家庭収入を予想しなければならない」
ということですよね。
結婚したばかりの夫婦の場合、今現在は共働きで家計にも余裕があるけれど、何年か先に子供ができたら「収支のバランスは一変します」
こういった人生のシュミレーションを、現在から返済完了までの期間全てに渡って考えておけなければならないということですね。
まあ、未来に何が起きるのかなんて誰にも分からないですから、すべてをパーフェクトにということではなく、「できる限りの予測を立てておく」という意味です。
僕の知り合いに、結婚当初から「子供はいらない」と言っているご夫婦がいます。
彼らは共働きで、それぞれの趣味を持ち、旅行に出かけたりもしながら、余裕のある生活をして(いるように見える)いますよ。
こんな生き方もありだとは思いますね。
住宅ローンを組んでいる人は、実際に月額いくらくらい支払っているの?
実際に住宅ローンを払っている人たちの実態は気になるところですよね。
●住宅ローンを組む年齢
これは、20代~30代が全体の約80%を超えているというデータがあります。
やはり家を買うのは若い頃でないと厳しいのかもしれませんね。
「結婚と同時にマイホームを購入」というケースも多いようです。
40代以上になると、子供の学費(高校や大学受験の費用、一人暮らしの準備など)にかなりのお金がかかる時期ですからね。
その時期に「よし!家を買おう!」って思える人は少ないのかもしれませんね。 (^_^;)
●毎月の住宅ローン返済金額
毎月5万円~7万円未満が、全体の約25%くらい
毎月7万円~10万円未満が、全体の約20%くらい
というデータがあります。
やはり「住宅ローン返済金額は月額10万円以内」というケースが多いようです。
収入金額によりますが、返済金額が月額10万円を超えると、かなりの節約生活をしなければならないでしょうからね・・・
「せっかく家を手に入れたのに生活自体が楽しくない!」という事態になってしまっては本末転倒ですから。 (^_^;)
●世帯収入に対する住宅ローンの月額返済金額の割合は?
これが一番分かりやすい指標かもしれませんね。
世帯収入の10%未満が全体の約25%くらい
世帯収入の10%以上~20%未満が全体の約30%くらい
世帯収入の20%以上~30%未満が全体の約30%くらい
なんだそうです。
僕的には、世帯収入の15%くらいまでに抑えておいた方が良さそうな気がします。
お金って、急に必要になることがありますからね。
人生なんて、常に予測不可能ですよ・・・ (-_-;)
「毎月の住宅ローンの返済金額はいくらくらいが良いのか」のまとめ
※基本的には、それぞれの世帯によって異なります。
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これが大前提かなぁ・・・ (^^ゞ
毎月の住宅ローンの返済金額を考えるうえでのポイント
●世帯収入
●「働き手」と「扶養家族」との割合
●世帯収入と返済金額の割合(15%~20%未満なら苦しくないかな・・・)
やはり、一番大きな要素は「収入と支出の割合」でしょう。
極端な話ですが、「毎月100万円の収入」があれば、返済金額が10万円だったとしても余裕で払っていけるでしょう。
単純計算で、住宅ローンの返済をしてもまだ手元には90万円も残るんですから・・・
「収入と支出の割合」なのですから、「収入金額を増やす工夫」をすれば、支払金額が増えても余裕のある生活ができるということになります。
無理をして審査ギリギリの危険な住宅ローンを組むのではなく、まずは「収入を増やすこと」と「無駄な支出を減らすこと」を考えてみましょう。
「無駄な支出を減らす」のは、やりすぎると家族全員にかなりの精神的なストレスをかけることになってしまいますので気をつけて下さいね。
それよりも、「本業以外の収入源を持つこと」に時間と労力を使った方が、あなたの未来にとってはプラスになると思います。
我が家もこの考え方に変えてからは、「お金がないストレス」に縛られることも無くなりました。
単純に「収入金額が増えた」のが要因ですけどね。 (*^_^*)
「節約」や「無理をしたギリギリの住宅ローン」という考え方からちょっとだけ離れて、「現在の収入に毎月5万円プラスする方法」を考えてみて下さい。(考えるだけならタダですし・・・)
じつは、「毎月5万円の副収入の柱を建てること」はそんなに難しいことではないんですよ。
僕が、アルバイトやパートに出るのではなく、自宅に居ながらできるパソコンを使った副業を推奨しているのはこういう理由からなんです。
自分かビジネスの失敗と成功、子育てなども経験してきて、「自宅で自分の好きな時間に働くことができる時代なんだ」ということを実感していますし、この働き方のメリットを感じています。
これからの時代は、アルバイトやパートに出るという働き方自体が無くなっていくでしょう。
こちらの記事を読むと、時代の流れを感じると思いますよ。
↓
誰でもできるような簡単な仕事は、どんどん機械化、自動化されています。
近い将来はあらゆる仕事が機械化されてしまって、アルバイトやパートの仕事を探すこと自体が大変になっていることでしょう。
そういった意味も含めて、今のうちに自宅でもできる副収入の柱を確立しておくことは必要だと思いますよ。
「副収入を持っておくことが何故大切なのか」「実際に何をすればよいのか」などを分かりやすく解説した特集がこちらです。
「住宅ローン」という観点だけでなく「金銭的に人生を安定させる」という意味でも是非読んでもらいたい内容ですね。(かなりのボリュームがあるので一気に読むのは大変ですが・・・)
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リストラや病気入院などで、現在の収入が無くなってしまった場合にも対応することができる「リスク分散」の考え方についても解説しています。
健康に働くことができている間に、これらを想定した生活設計を考えておく事は非常に重要だと思いますよ。
考えるだけなら・・・
タダですからね! (*^_^*)
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