近年、台風が来ていないのにゲリラ豪雨などで水害が起こる頻度が高くなってきていますよね。
突然の豪雨はカミナリを伴うことが多く、自分の家にカミナリが落ちなくてもパソコンやモデム、ルーターなどの機器が「雷サージ」によって破損してしまう被害も多く報告されています。
ゲリラ豪雨は「水害」だけではない!「雷による被害」も報告されています!
パソコンで仕事をしている時に雷が鳴ってきた!
この時あなたが取るべき「雷対策」は何をすればいいのかについて考えてみましょう。
花火大会会場を襲った突然の雷雨!
見物客たちがずぶ濡れになりながら物陰に避難する様子がニュースで報道されています。
近年、雨や雷などの自然現象による災害が多くなってきていると思いませんか?
地球温暖化の影響で「日本が亜熱帯化している」と言われており、気象変動が激しくなっていることが原因とされています。
台風が来ているわけでもないのに「ゲリラ豪雨」や「線状降水帯」によって短時間に大量の雨が降ることが多くなっています。
1か月分の雨が1日で降ってしまった!など、これまでの想定を超える雨量を処理しきれずに災害に繋がっているケースが目立ちます。
また、「ゲリラ豪雨」の時には水害だけでなく、「雷の被害」も軽視できませんよね。
つい先日も「落雷による火災で工場が全焼」というニュースがありましたし・・・ (-_-;)
ピカッ!ゴロゴロ!・・・と鳴ってくる雷は人間には避けようがありません。
雷を避けるのではなく、「事前に対策をしておくこと」が一番重要だということを肝に銘じておかなければなりませんよね。
カミナリ(落雷)による被害って、どんなものがあるの?
雷は怖い!
自分に落ちてくる可能性があるから!
確かにそうですよね。
カミナリが自分を直撃する確率は低いかもしれませんが、もし自分に落雷したら命の保障はできないでしょう。
ピカッ!って光ってからでは避けようもないですしね。 (-_-;)
▼落雷が自分を直撃
落雷による被害で一番大きいのがこれでしょう。
ごくまれに「カミナリの直撃を受けたけど、命は助かった」という人もいるようですけどね・・・
▼落雷による火災
僕が子供の頃、歩いて5分ほどの距離にあるお宅に、雷が落ちて家が全焼してしまった!ということがありました。
次の日学校で「被害に遭われたご家族への募金をしましょう」って先生が言っていたのを覚えています。
▼落雷による「雷サージ」でパソコン本体、モデム、ルーターなどの機器が壊れてしまう
家が全焼などに比べれば被害は大したことはないかもしれませんが、起こりうる確率からすると結構高くなるのが特徴ですね。
これは「自宅に落雷していなくても起こる事」なので、被害の度合いは低いですが、被害の範囲は広いんです。
電柱に落雷したことが原因で、その周辺の家のモデムやルーターが軒並み壊れてしまった!なんてことはよくある話ですよ。
家電量販店の知人に話を聞いていると、「ひどい雷が鳴った日の翌日はモデムやルーターを買いに来る人が多くなるし、故障の問い合わせ電話も多くなる」って言ってました。
落雷の電圧は「200万ボルト~10億ボルト」なんだそうです。
規模の大きな落雷の場合は、落雷地点だけではなく「雷サージ」によって、その周辺にもかなりの被害が出る可能性があるってことですよね。
落雷によって、瞬間的に生じる過電圧や過電流のことで、電線や電話線などを伝って、家の中にある家電製品などを破損させたりする可能性があります。
電線を伝わってくるだけでなく、空気中を伝わってくる場合もあるので注意が必要です。
パソコンやモデム、ルーターだけではなく、アンテナを伝わってテレビなども被害を受けることがありますし、コンセントに繋がっている電子レンジや冷蔵庫など、すべての家電製品が被害を受ける可能性があるんですね。
金銭的にも、とっても怖いです・・・ (^_^;)
▼落雷が原因のPCやHDD(ハードディスク)など周辺機器の故障で「データが破損、消失してしまう」
僕は「システム開発やプログラミング」の仕事をしているので、「データの破損、消失」が一番怖いです。
極端な話ですが、パソコン本体やモデムなどは壊れたら(仕方なく)新しい物を買えば仕事を続けることができます。
しかし、データはそうはいきません!
データは、僕たちにとっては商品であり「資産そのもの」なんです。
これがなくなってしまったら、「生活の糧を失う」と言っても過言ではないでしょう。
カミナリ被害で怖い順番をつけるとするならば、僕の場合は・・・
▼命(自分に落雷)
▼自宅に落雷
▼仕事のデータが破損、消失する
▼パソコン本体や周辺機器が壊れる
という順になりますね。
「自宅」と「データ」の順序はどちらが大切なのかは微妙なところですが・・・金額換算したらデータの方が上でしょうから、このふたつの順序は逆かもしれませんね。 (^_^;)
「自分でできる雷対策」は、なにがあるの?
●早目に非難する
雷から身を守る対策は、「早めの避難」に尽きるでしょう。
ゴロゴロと音が聞こえたらすぐに頑丈な建物の中に避難するのを徹底していれば、自分に落雷する確率はかなり低くすることができそうな気がします。
●家(自宅)を守るのは避雷針を付けるくらいしか・・・
落雷から自宅を守る方法は「避雷針」くらいしかないかもしれませんね。
「自宅に雷が落ちないようにする方法」なんて、ないんじゃないかな?
「落ちた電気を逃がす方法」くらいの対策しかねぇ・・・
でも、民家に避雷針を付けているなんて、あまり聞かないですよね。 (^_^;)
●パソコンや周辺機器には「雷ガード付きのタップ」を使う
パソコンや周辺機器は少しの電圧の変化にも敏感で、データが破損したりフリーズしてしまったりします。
僕は、「雷ガードがついたタップ(コンセント)」を使っています。
「雷サージ」のような瞬間的な高電圧を遮断してくれる機能を持ったタップですね。
しかし、これも「カミナリの電圧が大きすぎる場合は全く意味がないよー」って量販店の社員さんが言ってましたので、「補助的な雷対策グッズ」くらいの感じで付けています。
また「無停電装置」も付けています。
これは主に「停電対策」ということになるのですが、突然電源が落ちてしまうとデータが破損したり消失してしまいますので、停電時の補助電源として「無停電装置」は有効です。
「無停電装置」が付いている場合は、コンセントを抜いてしまって「無停電装置をバッテリーリーとして使用する」ことも可能です。
コンセントからパソコン本体や周辺機器を切り離してしまえば、さすがに「雷サージ」も起こらないですからね。
●仕事を中断してすべてのコンセントを抜く
一番確実な方法はこれでしょう!
コンセントを抜いてしまえば、電線などを伝わってくる雷は避けることができます。
自宅に直接落雷してしまう場合は仕方がないですが、それ以外の場合は「物理的に切り離す」というのはかなり有効な対策だと思いますよ!
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「雷が鳴っている間は仕事ができなくなる」という、致命的な弱点がありますけどね・・・ (^^ゞ
落雷によるパソコンや周辺機器への被害って、僕の周りでも結構あります。
「自分には関係ないよ」なんて思わずに、日頃から何らかの対策を考えておくことは大切だと思いますよ。 (*^_^*)
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