急な来客があった時、あなたの家はどこへ通しますか?
会社の同僚や友達ならば、リビングルームに入ってもらえば良いでしょうが、上司や取引先などの場合は生活感があふれるリビングには通せませんよね。
応接間や客間のある家ならこの問題は解決でしょうが、今どきの家には来客用の部屋などない場合も多いですよね。
小さくてもいいから応接間を造るのか、無駄なスペースは造らない方がいいのか・・・悩みますよね。
ピンポーン!
・・・ん??? だれ?
家族でくつろいでいる時に、インターホンが鳴ってみんな大慌て!
なんて経験ありませんか?
僕が子供の頃は、親戚のおばあちゃんやおじさんたちが来ることがよくあったんです。
「おい!オモチャを片付けろ!」って、父や母の指示が飛びます。
また、学校から帰ってきて居間でコタツに入って勉強をしている時などは、「お前たちは自分の部屋へ行け!」って言われて追い出されたものです。 (^_^;)
その後、新築の家を建ててからは「応接間」があったので、急な来客があっても慌てることなくお迎えすることができるようになりました。
新築の家は、120坪の敷地に比較的ゆったりとした間取りで部屋数も多かったので、来客があっても余裕でしたし、仮にその人が泊まっていくことになったとしても、僕たちのプライベート空間は完全に守られていましたね。
今考えると、あの家はすごく住みやすかったなぁ・・・って思います。 (*^_^*)
「応接間」や「客間」を設けてある家は、急な来客があっても慌てることなく対応することができますので、家族としては安心感がありましたよ。
特に、僕の父は友人を呼んで飲みながら騒ぐのが好きだったので、応接間が無い家の時には夜遅くまで飲んで大騒ぎしている大人たちが大嫌いでしたし、来客があること自体がすごくストレスを感じていましたから・・・
新築の家になって、「居間」や「客間」があることのありがたみを痛感していましたね。
しかし・・・
「居間」や「客間」は「来客が無い時にはほとんど使われない部屋」であることも事実です。
お金や生活に余裕のあるお宅はそれでも良いでしょうが、土地や間取りに余裕のない建物の場合は「デッドスペース」でしかありません。
普段は物置として使うなんてこともできませんしね・・・ (^_^;)
いざという時には非常に役に立つ「居間」や「客間」。
しかし、普段の生活には「もったいない空間」になるというデメリットも持ち合わせています。
あなたが一戸建て住宅を新築するとしたら、「居間」や「客間」を造りますか?
それとも、リビングにそのまま通しますか?
リビングに通すには、普段から綺麗にしておかなくちゃいけないですし、年数が経つにつれて、どうしても「生活感」が出てきちゃいますしね・・・
非常に悩ましいところですよねぇ・・・ (^_^;)
普段は物置や趣味の部屋として使っていて、急な来客時には応接間として使うことができれば、無駄もなく機能性も高い空間になると思います。
僕が思い描いているマイホームは、10畳~12畳程度の部屋を「趣味と応接間の機能を併せ持った部屋」にしようと考えているんですよ。
この部屋の機能は・・・
●シアタールーム(大画面テレビで映画などを見ることができる)
●カラオケルーム
●ホームバー(ちょっとしたカウンターキッチンも装備しています)
◆応接間
◆来客にはここで食事などをしてもらう
というような使い方を考えているんですよ。
青文字の項目は、家族が日常的に使う趣味の空間としての利用ですね。
赤文字の項目は、来客をもてなす目的での利用用途です。
で・・・
来客時には、その部屋を家族が使うことはできなくなりますが、「その時だけは使えなくても日常生活には支障がない」というのがポイントです!
家族が使う日常生活に必要不可欠な部屋はちゃんと別に確保されていて、来客用の「居間」や「客間」として必要なスペースを、普段は家族の趣味の部屋として使う!という考え方ですね。
これならば、「居間」や「客間」として普段は無駄になっているようなスペースも、家族が楽しむ場所として有効に利用することができますから。 (*^_^*)
親戚や、仕事関係の人、子供の友達、ママ友・・・
よく考えてみると、この部屋を利用する可能性のある対象って結構たくさんいるんだなぁ・・・なんて思います。
こんな「多目的に楽しむことができる部屋」があったら、毎日の生活がすごく楽しくなりそうですよね。
来客は増えそうですけどね・・・ (^_^;)
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