暖かい季節になると草木は新芽を伸ばし、たくさんの虫たちも活動を始めます。
しかし、それと同時に危険性が高まるのが「デング熱などの感染症」ですね。
ヤブ蚊などがウイルスを媒介し、蚊に刺されることによって感染してしまいますので、予防対策が欠かせません。外出する時には、虫よけスプレーなどは必須アイテムですが、蚊は家の中にも入って来ますよね。一体何回くらいまで入って来られるのかを調べてみました。
夏は虫たちも活発に活動する季節。「デング熱」などの感染症に注意しましょう!
夏は、海に山に花火大会、バーベキューなどなど・・・
気分が盛り上がって開放的になるイベントがいっぱいですよね。
しかし、開放的になっているのは人間だけではありません。
虫たちも活発に活動している季節ですよね。
気を付けなければならないのが、「デング熱」など、虫が媒介する感染症です。
「デング熱」は「デングウイルス」によって引き起こされる感染症で、おもに「ヤブ蚊」の吸血行動によって感染が広がっていくという特徴を持っています。
デングウイルスに感染すると、高熱や頭痛、関節痛などの症状が出るほか、合併症を引き起こす場合もある非常に怖い病気でなんですね。
「デング熱」などの感染症を予防するには、蚊に刺されない対策をするのが一番です
「デング熱」は、やぶ蚊によって人から人へと感染を広げていきます。
ですから、最大の予防策は「蚊に刺されないようにすること」です。
近年、日本でも「デング熱」の感染が確認されてニュースになっていましたが、発症していない保菌者が入国するのを未然に食い止めるのは容易ではありません。
保菌者の血を吸ったヤブ蚊が「デングウイルス」を保菌し、他の人の血を吸うことで感染が拡大していきます。
公園や自然が多い場所へ行く時などは、「長袖長ズボンを着る」「虫よけスプレーをする」などの対策をするのは必須でしょう。
「とにかく蚊に刺されないような対策をする」・・・これが一番ですね。
家の中に入って来るヤブ蚊!いったい何階まで飛んでくることができるの?
自然豊かな場所へ外出する時にはしっかり対策をしていくでしょうが、家の中に居る時にはそんな意識は薄いものです。
マンションの高層階は蚊が入って来ないなどと言いますが、蚊は何階くらいまでなら飛んで来ることができるのでしょう?
マンションなどは、「4階以上になると蚊の侵入は少なくなる」と言われています。
蚊自体の飛ぶ力は非常に弱く、高い場所まで飛んでいくことができないんだそうです。
さらに、「風速2m以上の風が吹くと、自力で飛行できなくなる」とされていますので、人間にとっては気持ちのよい風くらいでも、蚊にとっては暴風警報クラスということになりますね(笑)
たったそれくらいの風が吹くと、蚊は自分の行きたい方向へ飛ぶことができなくなってしまうんです。
そんな弱っちいヤツに、あんなにも不快な思いをさせられているのかと思うと、ちょっとムカッとしてしまいますよね。 (-_-;)
痒くて不快なだけで済めばいいですが、感染症などを運んでくるのは笑い事では済まされませんからね・・・
蚊が媒介する感染症とは?
●マラリア
●日本脳炎
●デング熱
●チクングニア熱
●ウエストナイル熱
これらの感染症は、日本国内だけでなく海外から運ばれてくる場合もあります。
貿易が盛んな現代では、海外からこうした恐ろしいウイルスが入って来る可能性も増していますので、より注意が必要になってきていますよね。
蚊などの虫がが入って来にくくなるのは「4階」が目安ですが、周りの環境によっても変わってきますので注意が必要です。
●近くに公園がある
●街路灯の近く
●エレベーターがある場合
近くに公園など、蚊が潜むことができる場所がある場合は4階でも安心できないかもしれません。
エレベーターがある建物も蚊が侵入してくる可能性が高くなるというのは意外な盲点かもしてませんよね。
人が移動する時に、一緒にエレベーターに乗って高層階まで蚊が侵入するというケースもあるようですから・・・
ちなみに、マンションの5階に住んでいる僕の知人は「窓を開けっぱなしにしていても蚊はほとんど入って来ないよ!」「5階は風がよく通るから涼しいよ」っ言ってました。
僕はマンションではなく一戸建てが欲しいのですが、「虫が少ない」「風がよく通る」というのはすごく羨ましいですねぇ・・・ (^_^;)
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