新築の家を購入または建てる場合、「床材」は何を基準に選ぶのが良いのでしょう。
「見た目のデザイン」「機能性」など、住む人の好みによって、最適だと感じる床材の種類は変わると思います。
我が家は「室内犬」のトイプードルちゃんがいるので、床材に求める性能は「滑りにくい」というポイントが需要になってきます。
家を建てる時やリノベーション(リフォーム)の時などに、「壁やクロスの素材」などはこだわる人が多いですが「床材」に関してはどうですか?
気になります?
僕も、以前は「色」くらいしか気にならなかったんですけど、トイプードルを飼うようになってからは「床材の素材」って、結構気にするようになりました。
現代の家は「フローリング床」が多いですよね。
畳の部屋自体が少なくなっていますし、和室があったとしても「リビングのほんの一角だけ」とか、「客間だけ」という建て方が多いような気がします。
日本古来の「畳文化」って少なくなってきている印象です。
僕は「畳」や「囲炉裏」などは、すごく落ち着くので大好きなんですけどね。 (*^_^*)
フローリングの床の「床材」は、私たち人間にとってはどんなの床でもそんなに大差ないと感じるでしょうが、室内飼いワンちゃん達にはかなり大きなポイントになってくるんですよ。
「床材」が室内飼いのワンちゃんに与える影響と気をつけたいポイント
◆ワンちゃんが滑ってしまう
これは大きな問題なんです。
ワンちゃんたちは、元来、野山を駆け巡っている生き物なんですよね。
それが、室内のフローリングの上を歩いたり走ったりすると、接地面との抵抗が少なすぎて「足の裏がツルツル滑ってしまう」んです。
人間でも「靴下を履いてフローリングの床を走る」のは滑ってしまって走れないですよね。
滑る床を歩く時には、足に力が入ってしまうでしょ。
ワンちゃんたちはこの状態で毎日生活することになるんです。
「ずっと力を入れて踏ん張っている状態」という感じかな。
これによって、ワンちゃんの膝や股関節などに余分な力がかかった状態が続くことになり、「関節炎」や「脱臼」など深刻な症状になってしまう危険性があるんですよ、
人間も同じですよね。
滑らないように踏ん張って歩いていると、股関節が痛くなっちゃいます。
こんな状態になってしまうのはいけないので、「床材」は滑りにくい木材を使ったり、表面に滑らない加工をしたりと対策をする必要が出て来ます。
その点、滑りにくくクッション性も高い「コルクの床材」は非常に優秀なんですよね。
人間にとっても、はだしで歩いていると気持ちいいですしね。 (*^_^*)
でも、「コルク」にも弱点があって・・・
「オシッコ」や「食べこぼし」などがしみ込んでしまうんですよ。
材質的に仕方のないことなんですけど、汚れや細菌が繁殖しやすいというデメリットも持っていると思います。
そういった点から考えると「フローリングの床に滑らないニスやコーティング剤を塗る」といのが衛生面では一番良いのかと思いますね。
これで、床材に軟らかくて反発の少ない木材を選択すれば、ワンちゃんの足にも人間に足にも優しい床になるのではないでしょうか。
でもね・・・
軟らかい床材だと、ワンちゃんが走ったりすると「爪の痕がついちゃう」んですよねぇ・・・
床が傷だらけ・・・みたいな。
ぜーんぶパーフェクトというのは難しいのかなぁ・・・ (-_-;)
=== 追記 ===
「床材の種類」や「ワンちゃんにとって必要な機能」をまとめました。
こちら>>>★ワンちゃんに最適な床材とは? カーペットやフローリングの木の種類や素材に求める機能をまとめておきますね。
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