暑い夏を快適に過ごすためにはエアコンは必需品です。
「でも点けっぱなしにすると電気代が心配!」や「最近エアコンの効きが悪くなってきた!」という人必見!
エアコンの室外機(コンプレッサー)に簡単なメンテナスをするだけで、失われていたパワーをちょっとだけ取り戻して、効きが良くなったり電気代を節約できる可能性があるんですよ。
今回は「暑い夏を乗り切るための室外機の対策」について見てみましょう。
エアコンの「室外機(コンプレッサー)」は炎天下の過酷な条件の元でがんばってくれているんですよ!
いやぁーーー暑いですねぇ・・・ (-_-;)
ギラギラ照りつける太陽・・・
そして、高い湿度・・・
日本の夏は「不快指数急上昇!」です。
この季節は「熱中症対策」も忘れないでくださいね。
部活など、炎天下で活動している学生さんや、屋外でお仕事をしている人たちは「小まめな水分補給」などの対策は必須です。
用事があってちょっと外へ出ただけで、もわーっとした空気と強い日差しに汗が吹き出してしまうこの季節。
車に乗っても、ハンドルや金属部分が恐ろしいほど熱くなっていることもありますよね。
こんな過酷な夏に、ひたすらがんばってくれているのが「エアコン」です。
特に、家の外で夏の強い日差しに耐えながらひたすら頑張ってくれているのが「室外機(コンプレッサー)」です。
エアコンって、室内に取り付けられている本体のことしか気にしないという人も多いのではないかと思いますが、実は一番がんばってくれているのは「室外機(コンプレッサー)」なんですよ。
室外機は、室内を冷やすために発生した熱を逃がすという役割をしています。
エアコンが点いている時に、外に出て室外機の前に立ってみて下さい。
結構な勢いで熱い空気が排出されているのが分かります。
こうやって、室外機が熱交換をしてくれているお蔭で、室内に冷たい空気を送ることができているんですね。
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暑い中、がんばってくれている室外機に感謝です。 (^_^;)
エアコンの電気代は点けっぱなしにしておく方が安くなるって本当なの?
エアコンは、スイッチを入れた直後が一番パワーを必要とします。
当然、パワー運転をしている時が電気代を食いますので、「こまめに消すよりも点けっぱなしにする方が電気代は安くなる」んですよ。
それに関しては、こちらにまとめてあります>>>★エアコンやクーラーの電気代は点けっぱなしにした方が安くなるって本当なの? エアコンのプロに噂の真相や上手な使い方を聞いてきました。
電気代に関しては、「建物の断熱対策ができているか」などにも左右されますし、エアコンの年式などによっても大きく変わってきます。
さらに・・・
「室外機(コンプレッサー)の設置状況」によってもエアコンの効き具合」や「電気代」は変わってくるようです。
エアコンは「冷たい空気を室内に出す」代わりに「熱い空気を外に排出します」
この「熱交換」がスムーズに行われないと、余計な負荷がかかってしまい「エアコンの効きが悪い」と感じたり「電気代が高くなってしまう」ということが起こってきます。
古いエアコンは効きが悪くなってくるってあるでしょ。
これは、効率良く熱交換が行われなくなってきている(パワーが落ちてきた)ということなんですね。
こうなってくると「そろそろ買い替えの時期かなぁ・・・」ってことになります。 (T_T)
少しでもエアコンの効きを良くする対策ってあるの?その対策をすると節電になるの?
エアコンの効きが悪くなってくると困りますよね。
比較的に外気温も涼しい夜にはよく冷えるけれど、ガンガン照りの真夏の午後になると効きが悪くなる・・・
これって「送風」じゃないの?って思うようなことがあったりします・・・ (T_T)
エアコンを買い替える前に、「室外機(コンプレッサー)」をチェックしてみましょう。
気になるところがあれば、簡単なメンテナンスをしてみると効果があるかもしれませんよ。
「室外機(コンプレッサー)」にできる対策
●室外機を温めさせない
●熱を逃がしやすくする
●熱交換を助けてやる
僕がやっているポイントはこの3つです。
では、詳しく見てみましょう。
●室外機を温めさせない
「室外機(コンプレッサー)」は熱を逃がす役割をしています。
その室外機を、直射日光がガンガン当たる炎天下に置いておいたら負担が重くなるにきまってますよね。
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過酷過ぎて室外機がかわいそうです・・・
人間の熱中症対策と同じで「日陰に置いてあげる」というのは効果的です。
場所の関係で日陰に設置することができなければ、室外機の上に葦簀(よしず)などで日よけを作ってあげるだけでも有効です。
直射日光を避ける対策をしてあげて下さい。
●熱を逃がしやすくする
まずは設置場所をよく見てみましょう。
室外機は、内部に付いている「ファン」で風を送って熱を逃がしていますので、「できるだけ風通しの良い場所」に置きたいです。
外壁にピッタリくっつけて設置してあることが多いと思いますが、「外壁との隙間を20cmくらい開けてやる」だけでも、かなり熱効率は良くなると思いますよ。
実際、古いエアコンを使っている時には、僕もこの対策をしていましたし、効果も感じることができましたよ。
同じ理由で、室外機の周りに物が置いてないかも確認しましょう。
「風の流れを妨げるのもは撤去」したいですね。
そして、「室外機の掃除」もしてあげましょう。
室外機は車のラジエターと同じで細かな層(蛇腹のようになっています)になっており、その中に埃やゴミが溜っていると、風の通りが悪くなってしまいます。
掃除をすると、エアコンの効きが良くなることはありますよ。
しかし、この部分は非常に軟らかい金属でできていますので、触るとクニャッと曲がってしまいます。
掃除をする時には変形させないように注意が必要です。
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自信がなければ辞めておいた方がいいかも・・・ (^_^;)
●熱交換を助けてやる
室外機の風通しも良くなった・・・でも冷たい空気が出てこない(涙)
そんな時には、室外機自体を冷やしてあげましょう!
どうやって冷やすかって・・・?
人間と同じです。
暑くてたまらない時ってどうしますか?
プールに飛び込みたくなるでしょ!
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(;一_一) いやいや・・・全員が飛び込みたくなるとは限らないでしょ!
暑い時には、水を被るのが一番!!
室外機に水をかけてあげましょう!
室外機の外側だけでなく、「蛇腹」の部分に水をかけてあげると効果的です。
水が蒸発するときの「気化熱」によって室外機に溜った熱が放出されるんですね。
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これは、かなり効果的ですよ!
吹き出し口からは、体感できるくらい冷たい空気が出始めます。 (*^_^*)
僕が試したのは、10年以上使っている古いエアコンだったので、より効果があったのかもしれませんけどね・・・
エアコンは「熱交換をしている機械」なので、それを効率良くできるような環境を整えてあげることで、エアコンの負荷を減らすことができます。
結果として「効きが良くなる」や「電気代が安くなる」なども期待できると思いますよ。
暑い夏を乗り切るための「室外機(コンプレッサー)の対策」、是非お試しあれ! (*^_^*)
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